• <事務局通信>

2018年05月22日

  • [東北]

西馬音内盆踊保存会が設立70周年を迎えました!

去る513日、サントリー地域文化賞受賞者である西馬音内盆踊り保存会(秋田県羽後町)さんの「西馬音内(にしもない)盆踊保存会設立70周年記念祝典・羽後長町文化功労章受章祝賀会」に出席しました。

この国指定重要無形民俗文化財である西馬音内盆踊は、700年前の正応年間に、源親という修行僧が豊年祈願として、人々に踊らせたのが起源。その後、西馬音内城主小野寺一族が滅び、土着した遺臣たちが主君を偲んで踊った供養の亡者踊りが合体し、今の姿となって現在まで継承されてきたと伝えられています。西馬音内盆踊りは、町の人々の努力により幾多の困難を乗り越えて、敗戦の年を除けば今日まで絶えることなく踊り続けられてきました。1947年、戦後の混乱期に、地域の人々にとってかけがえのないこの伝統行事を、正しく継承し、保存したいという決意と情熱で、「西馬音内盆踊保存会」が設立され、この度、設立70周年を迎えらるとともに、この節目の年に羽後町民としての最高の栄誉である羽後町文化功労章も受賞されたものです。


第一部の式典では、開会のことば、黙祷につづき、同保存会・柴田会長のあいさつがありました。

会長は、あいさつの中で先人たちへの感謝とお世話になった方々、各方面からの支援に対してのお礼の言葉を述べられました。同保存会は、既に様々な賞を受賞されてきましたが、「中でもサントリー地域文化賞を受賞して、新聞各紙に掲載されるとともにNHKで放映され、大きな影響力があったことがとても印象に残っている」と言っていただきました。その後、同保存会会員の功労表彰が行われました。そして、来賓あいさつでは、秋田県雄勝地域振興局・深井局長が佐竹秋田県知事の祝辞を代読、続いて羽後町・安藤町長が祝辞を述べられました。いずれも西馬音内盆踊は、秋田県町・羽後町の大切な宝であるという言葉が印象的でした。


第二部の祝宴では、秋田県議会の佐藤議員の乾杯につづき、西馬音内盆踊がその場で披露されました。賑やかで野趣あふれた囃子の音が流れはじめると、亡者を思わせる彦三頭巾に藍染めの浴衣、深くかぶった編み笠に艶やかな端縫い衣装をまとった踊り手が舞台に登場し、優雅にそして流麗に踊りだした。踊りが進むにつれ、会場内の着席していた方々も次々と席を立って踊りはじめ、舞台と会場が一体となった壮大な西馬音内盆踊が披露されました。その様子を拝見して、羽後町の皆さんが誇りを持って、自分たちの踊りを、自分たちの力で、自分たちのために継承しているということを実感しました。まさに伝統的な地域文化のあるべき姿の良き手本であり、この西馬音内盆踊がこれからも継続し、ますます発展して行くことを心より祈念しています。



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投稿者(吉)

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