• <事務局通信>

2018年06月04日

「新しい地政学の時代における国際秩序を考える研究会」を国際大学で開催

サントリー文化財団の調査研究プロジェクト「新しい地政学の時代における国際秩序を考える研究会」を5月27日、国際大学(新潟県南魚沼市)の会場をお借りして開催しました。


冷戦終結後の世界では、民主主義や法の支配、人権などの普遍的価値が世界に拡大し、リベラルな国際秩序が発展してゆくと多くの人に信じられてきました。しかし、昨今ではそのような考えが後退し、力がものを言う、かつての「地政学」の世界に戻りつつあるのではと危惧されています。

研究会では、「新しい地政学の時代」ともいえる現代、時代認識や世界情勢について理解を共有し、国際機関の役割、人権のあり方、日本の課題などについて議論してきました。これらの成果をふまえ、2019年1月に『新しい地政学の時代』(仮)として東洋経済新報社より書籍を刊行する予定です。


執筆陣は、北岡伸一氏、細谷雄一氏、篠田英朗氏、田所昌幸氏、池内 恵氏、熊谷奈緒子氏、詫摩佳代氏、遠藤貢氏、廣瀬陽子氏という豪華な顔ぶれです。

国際大学での研究会に先立ち、新潟県上越市に川上善兵衛が1890年に創業したワイナリー「岩の原葡萄園」や、近代郵便の制度を日本に導入した前島密の記念館(「前島記念館」)などの施設を見学しました。明治維新からちょうど150年となる年に、日本の近代化に取り組んだ先人たちの功績を改めて知る機会となりました。

関連記事
「新しい地政学の時代における国際秩序を考える研究会」をウラジオストクで開催
アステイオン88号 特集「リベラルな国際秩序の終わり」(責任編集 細谷雄一氏)



一覧に戻る

投稿者(典)

ページトップへ

ページトップへ