• <事務局通信>

2018年06月26日

第39回「サントリー文化財団フォーラム」を開催

2018年6月20日(水)、大阪倶楽部にて「第39回サントリー文化財団フォーラム」を開催しました。


サントリー文化財団では日頃よりお世話になっている論壇の先生方とジャーナリストの方々とのフランクな懇談の場を設けたいとの思いで、年に3回大阪にてフォーラムを開催しています。

今回は、2012年よりおこなってきた「可能性としての『日本』」研究会の集大成と位置づけ、鷲田清一氏(京都市立芸術大学学長)と山室信一氏(京都大学名誉教授)にお越しいただき、5月に講談社より出版された『大正=歴史の踊り場とは何か』で語りきれなかったことについてトコトンお話しいただきました。


六年にわたる研究会で近代に通じる様々な可能性を探る中で、なぜ「大正」時代に焦点を当てることになったのか。そして、なぜ「大正」が歴史の"踊り場"であり、なぜ面白いのか。


「問題意識を長く、ともに磨き、共有してきた(鷲田氏)」お二人だからこそのやり取りで、サラリーマンや職業婦人、専業主婦など現代の市民社会の原型が生まれた時代に孕まれながら未発に終わった可能性、未萌の可能性について、興味深く語っていただきました。


質疑応答では、『大正=歴史の踊り場とは何か』でエッセイをご執筆くださった やなぎみわ氏や堀まどか氏にフロアからご発言いただき、その後の懇親会でも「可能性としての『日本』」研究会らしい楽しい雰囲気のもと、あちこちで議論が尽きない様子が見受けられました。

研究会としてはいったん終了ですが、これからも探求は続いていくことを予感させる素晴らしい会でした。ご出席くださった皆さま、ありがとうございました。

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投稿者(栗)

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