• 事務局通信

2019年07月25日

「ネット時代の学知のゆくえ」をテーマに「堂島サロン」を開催

2019年7月4日(木)の「堂島サロン」は、「ネット時代の学知のゆくえ」をテーマに開催しました。
ゲストスピーカーはほぼ日の学校長を務める河野通和さん。お話しいただいたのは「"生活のたのしみ"としての学び」です。
「ほぼ日の学校」は、糸井重里氏主宰の「ほぼ日」が2018年から開始した、古典を学ぶための大人の「学校」です。
その道のプロ(=研究者)だけではなく、医師やベンチャー・キャピタリスト、俳優など、その古典に独自に精通するアマチュアも講師となり、時には実技まで行うなど、ユニークな講義が展開されています。

この学校を始めるにあたり、参加してほしいと思ったのは、学校で「学び損ねた」という感覚を持っている人や、普段本を読まないけれども、より善い生き方をしたいと考えている「読書人の周辺にいる人」だそうです。河野さんによると、想像以上に多くの申し込みがあり、受講生はとにかく「熱意がある」とのこと。難しい課題を出すと引いてしまうのではなく、さらに"燃えて"積極的になるそうで、講師陣もそれに応えようと力の入った講義になるそうです。

講演の後、ゲストの方々からも多くの質問が寄せられました。受講生は何を求めているのかという問いに対して、学校はある種人生の「リセット」の場だったが、年をとるとそういう機会がなくなってしまう、だからあえて学びの場を求める大人が増えているのではという意見が出されたり、ビジネスにおいてもスマホを活用してコミュニティを作ることが重視されているが、その点はどのくらい意識されているかといった質問など、人間的な学びの意味から事業としての側面まで、多様な観点で議論が行われました。










当日の詳しい内容は後日WEBアステイオンにてご紹介します。
ぜひご一読ください!

<「堂島サロン」とは>
サントリー文化財団では、「人文・社会科学や大学、学問などについて自由に語り合うサロンのような場があれば」との想いから、2017年度より大阪・堂島にある財団にて年4回のペースで「堂島サロン」を開催しています。毎回、猪木武徳氏、宇野重規氏、大竹文雄氏、堂目卓生氏の4名の先生方からなるホストが、様々な分野からスピーカーおよびゲストをお迎えし、対話を重ねてきました。

<過去の内容をお読みいただけます>
◇「文脈を学ぶための出会ひの場としての大学」(田島正樹氏)
◇「大学改革と人文社会科学のゆくえ」(宇野重規氏、堂目卓生氏)
◇「教養と専門」(鷲田清一氏)
◇「関西の歴史学概観」(井上章一氏)
◇「Society5.0におけるデザイン力」(栄藤稔氏)
◇「科学ノムコウとコチラノ未来」(西村勇哉氏)
◇「文系と理系の断絶をいかに乗り越えるか」(隠岐さや香氏)

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投稿者(麻)

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