- 地域文化ナビ
2014年07月17日
- [北海道]
街が舞台だ! YOSAKOIソーラン祭り
2014年6月7日(土)・8日(日)の2日間、北海道札幌市で行われていた第23回YOSAKOIソーラン祭りに行ってきました。
サントリー地域文化賞受賞者活動紹介
https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_cca/detail/1998h1.html
YOSAKOIソーラン祭り公式HP
第23回YOSAKOIソーラン祭りで大賞を受賞した「夢想漣えさし」
YOSAKOIソーラン祭りは、札幌の大通り公園と南北の大通りを中心に、市内十数会場で行われ、参加チームは全国から約270チーム、踊り手の数は2万7千人に登ります。
街は歓迎ムードでいっぱい。
大通り公園には、踊り手たちがいっぱい。
大通り公園内のフードパークには、道内の美味しい食材もいっぱい。
YOSAKOIソーラン祭りは、高知のよさこい祭りを見て感動した北海道大学の一人の学生が、仲間たちと一緒に、1992年にスタートさせたもの。
手に鳴る子を持ち、曲の中に「ソーラン、ソーラン」というワン・フレーズが入っていれば、踊りも、音楽も、衣装もすべて自由。
クリエイティブで自由度が高く、誰にでも参加できるところが受けて、全道、全国から参加者が集まる、日本を代表するお祭りのひとつに発展しました。
また、よさこい型の祭りは全国200ヶ所以上で開催されています。
このお祭りのもうひとつの特徴は、神社や劇場など、非日常的な閉じられた空間ではなく、市内各地の道路や公園といった日常的で開かれた空間が舞台となっていること。
街が舞台となっているのです。
大通りでのパレード。両側は観覧席になっている。
チームごとに大音量の音楽を流し、パレードを先導する地方車。
子どもたちが踊る!
小さな大スター! この子は本当に上手でした。
車椅子に乗って踊る!
おばさんたちも踊る!
若者たちは踊りまくる!
大賞受賞回数最多を誇る「平岸天神」
学生チームの老舗、北海道大学「縁」
つぎの瞬間、
脱いじゃいました。
次から次に、いろいろなタイプの踊りが見られるのがYOSAKOIソーラン祭りの楽しいところ。
トップクラスのチームの踊りは非常にレベルが高く、大賞をめぐって競われる最終日のファイナル・ステージはまさに圧巻。
1チーム百数十人ものアマチュアが、5分足らずの踊りのために、1年間心血を注いだ踊りは、プロも適わない水準のものばかりで感動すら覚えます。
YOSAKOIソーラン祭りの詳細は、11月頃発売予定の「アステイオン」のグラビアページ「地域は舞台」にて素晴らしい写真とともにご紹介しますので、お楽しみに。