• 事務局通信

2017年06月07日

第36回「サントリー文化財団フォーラム」を開催

5月31日(水)、大阪・サントリー文化財団にて、第36回「サントリー文化財団フォーラム」を行い、新聞社、出版社、テレビ局から24名の方にお越しいただきました。



今回は『舞台をまわす、舞台がまわる―山崎正和オーラルヒストリー』の編者である御厨貴氏(東京大学名誉教授)をお招きし、「オーラルヒストリークラシックス―古典的価値を持ち始めるオーラルについて―」をテーマに開催しました。

オーラルヒストリーの第一人者である御厨氏は、これまでに後藤田正晴、渡辺恒雄、堤清二をはじめ、数多くの政治家や官僚、実業家のインタビューをされています。当日はそれらの裏話を交えながら、戦後復興期および戦後高度成長期を顧みる手法としてのオーラルヒストリーについて実に興味深くご講演いただきました。



また、質疑応答では「オーラルヒストリーと自叙伝の違いはなにか」、「我々は公開を前提に取材をするが、オーラルヒストリーでは打診の際公開についてどのように伝えるのか」など質問が相次ぎ、続けて行われた懇親会でも和やかな雰囲気のもと、話が尽きない様子でした。



これからもサントリー文化財団では、活動拠点である大阪にて様々な発信を行っていきたいと思います。

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投稿者(栗)

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