• 事務局通信

2017年05月29日

「堂島サロン」はじめました

5月25日(木)、大阪・サントリー文化財団にて、日本における大学論や人社系学問の知の有り様を広く議論する「堂島サロン」を開催しました。


本サロンはホストである猪木武徳氏(大阪大学名誉教授)、宇野重規氏(東京大学教授)、大竹文雄氏(大阪大学教授)、堂目卓生氏(大阪大学教授)を中心に、各回のテーマごとに学界、出版報道、産業界などからスピーカーおよびゲストをお迎えし、自由に語り合う場として立ち上がった新規調査研究プログラムです。

当日は田島正樹氏(学習院大学非常勤講師)をゲストとしてお招きし、「文脈を学ぶための出会ひの場としての大学」をテーマにお話しいただきました。




文学部の役割については様々な議論がありますが、文学部の真髄である「文脈」を学ぶことの意義について、大学の起源とされるアベラールの講義内容、ドンキホーテ等の近代小説、クラシック音楽の古典とロマン派など、実に幅広い具体例を交えながらご説明くださいました。

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ご講演、質疑応答のあとは、場所を会議室からサロンへ移し、食事をとりながら和やかな雰囲気のもと、引き続き様々な議論が交わされました。



この日の内容については、WEBアステイオンに後日エッセイとして掲載予定です。




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投稿者(栗)

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