- 事務局通信
2017年12月15日
第39回「サントリー学芸賞」贈呈式を開催しました
12月11日(月)東京都内にて、第39回「サントリー学芸賞」贈呈式を開催いたしました。
今年の受賞者は以下の皆さんです。
【政治・経済部門】
伊藤公一朗氏(シカゴ大学准教授)
『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』
宮下雄一郎氏(松山大学准教授)
『フランス再興と国際秩序の構想-第二次世界大戦期の政治よ外交』
【芸術・文学部門】
加藤耕一氏(東京大学准教授)
『時がつくる建築-リノベーションの西洋建築史』
金子遊氏(批評家、映像作家)
『映像の境域-アートフィルム/ワールドシネマ』
【社会・風俗部門】
遠藤正敬氏(早稲田大学非常勤次席研究員)
『戸籍と無戸籍-「日本人」の輪郭』
福間良明氏(立命館大学教授)
『「働く青年」と教養の戦後史-「人生雑誌」と読者のゆくえ』
【思想・歴史部門】
左地亮子氏(国立民族学博物館機関研究員)
『現代フランスを生きるジプシー-旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学』
前田亮介氏(北海道大学准教授)
『全国政治の始動-帝国議会開設後の明治国家』
贈呈式開催に先立ち、受賞者の皆さんには新聞社や出版社、選考委員を交えての懇談会に出席いただきました。懇談会の前半は、選考委員に講評を頂き、受賞者からは受賞の知らせを受けた時の感想や、今後の研究に向けての抱負などについてお話頂きました。
会の後半にはフリータイムを設け、受賞者それぞれが記者や出版社の皆さんとお話しし、和やかな雰囲気で懇談が行われました。