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2018年12月27日

第40回「サントリー学芸賞 贈呈式・記念パーティ」を開催しました

12月10日(月)、東京都内にて、第40回「サントリー学芸賞 贈呈式・記念パーティ」を開催しました。今年の受賞者は以下の皆さんです。











※リンクから選評をお読みいただけます。

政治・経済部門>
阿南 友亮(東北大学大学院法学研究科教授)
 『中国はなぜ軍拡を続けるのか』
君塚 直隆(関東学院大学国際文化学部教授)
 『立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか』を中心として
韓 載香(北海道大学大学院経済学研究院准教授)
 『パチンコ産業史―周縁経済から巨大市場へ』

<芸術・文学部門>
京谷 啓徳(九州大学大学院人文科学研究院准教授)
 『凱旋門と活人画の風俗史―儚きスペクタクルの力』
真鍋 昌賢(北九州市立大学文学部教授)
 『浪花節 流動する語り芸―演者と聴衆の近代』

<社会・風俗部門>
溝井 裕一
 『水族館の文化史―ひと・動物・モノがおりなす魔術的世界』

<思想・歴史部門>
島田 英明(日本学術振興会特別研究員)
 『歴史と永遠―江戸後期の思想水脈』
新居 洋子(日本学術振興会特別研究員)
 『イエズス会士と普遍の帝国―在華宣教師による文明の翻訳』
山本 芳久(東京大学大学院総合文化研究科教授)
 『トマス・アクィナス 理性と神秘』


贈呈式・記念パーティの前にはマスコミ関係者の方々をお招きし、選考委員の講評をお聞きいただく懇談会も開催。
受賞者の方々には受賞時の喜びや今後の抱負をお話しいただきました。







贈呈式はこの数年で最も出席者が多く、400名近くの方々がお越しくださいました。受賞者のスピーチに感動し、もらい泣きをされる方も。
あたたかく和やかな雰囲気の会となりました。







受賞作の本も販売。9作全てに「サントリー学芸賞受賞」の帯がまかれています。









政治・経済部門の阿南さん、君塚さん、韓さん。
  

芸術・文学部門の京谷さん、真鍋さん
 

社会・風俗部門の溝井さん


思想・歴史部門の島田さん、新居さん、山本さん
  


祝辞と乾杯のご発声は、1985年度「社会・風俗部門」の受賞者で国立新美術館館長の青木保先生。
「サントリー学芸賞は受賞者の背中を押し、輝かせる賞。受賞者の皆さんはこれからもっと活躍してほしい!」と激励の言葉をいただきました。







サントリー文化財団は来年創立40周年です。
サントリー学芸賞は、これからも、人文社会科学分野の書き手を応援する賞であり続けたいと思います。

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投稿者(麻)

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