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2019年02月06日

おかげさまで40周年!
サントリー文化財団設立40周年事業説明会開催

2019年2月1日、サントリー文化財団設立40周年事業説明会を開催しました。

左から、尾崎勝吉専務理事、鳥井信吾理事長、鷲田清一副理事長


おかげさまでサントリー文化財団は本年2月1日、設立40周年を迎えました。

当財団では、40周年を記念しての新事業と、

50周年、100周年を見据えて従来事業の見直しを行い、

創立記念日の2月1日、「サントリー文化財団設立40周年事業説明会」

を行いました。

当日は、関西の文化・経済担当の記者、編集者の方約40名、

関西にいらっしゃる財団役員・選考委員の先生方10名が

ご出席くださいました。


会場は40年前のこの日、財団設立の記者発表を行ったのとまったく同じ、

リーガロイヤルホテル大阪「桂の間」。

左から、開高 健氏(作家)、佐治敬三氏(サントリー社長)、

山崎正和氏(大阪大学教授)、高坂正堯氏(京都大学教授)

ー肩書きは1979年当時ー

まず最初に、財団40年の活動を紹介する動画を上映しました。

この動画は、弊財団ホームページに掲載しておりますので、

ぜひ、ご覧ください!


鳥井信吾理事長は冒頭の挨拶で、


「現代社会は非常に複雑に交錯しており、それらを解きほぐす地道な活動と

知恵がこれまで以上に必要になっています。

40周年の基本方針として『知をつなぐ、知をひらく、知をたのしむ』を

設定して、次の50周年に向かって一歩一歩、歩んでいきたい」

と述べました。


続いて、鷲田清一副理事長から、40周年事業のコンセプト説明を行いました。
鷲田副理事長は、「世界が複雑化している今日、複数の視点から

社会を見る必要があり、それをつなぐのが財団の仕事」としたうえで、


アカデミズムとジャーナリズム、地方と中央、職業的知識人と一般の方を

つなぎ、様々な知的活動の交流の場、サロンとしての役割を果たして

「〈知〉をつなぐ」。

「部分部分はそれぞれうまく組み合わさっているのだが、

それが全体としてどのような絵柄になるのか想像する者がいなくなった」

という財団理事の猪木武徳先生の言葉を引用しながら、

専門化した学問領域の垣根を取り払うとともに、

研究や言論を一部の知識人だけのものに留めずに、

「〈知〉をひらく」


そして、異分野や異なる考え方の人どうしが出会い、

互いに「目から鱗が落ちるような」知的経験の楽しみを提供しする

「〈知〉を楽しむ」


この3つのコンセプトに基づいて行う2019年度の事業内容は、

下記の通りです。

☆学芸ライブ

プレミアムトーク

国際シンポジウム「高齢化社会はチャンスになりうるか」

地域文化フォーラム「地域文化の未来を考える」

サントリー学芸賞選評集2009~2018


詳細につきましては、当財団ホームページに掲載しております

ニュースリリースをご参照ください。



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投稿者(島)

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