- 事務局通信
2019年03月08日
2018年度「人文科学、社会科学に関する学際的グループ研究助成」「地域文化活動の実践者と研究者によるグループ研究助成」中間報告会を開催しました。
2018年度「人文科学、社会科学に関する学際的グループ研究助成」「地域文化活動の実践者と研究者によるグループ研究助成」の中間報告会を、2019年1月~2月の間の5日間で開催しました。
この中間報告会は、助成研究の進捗状況を伺うと同時に、多様な研究に触れ、学際的な交流を楽しんでいただくことを目的として、毎年開催しています。
各日に集まったグループの研究テーマは、現代インド、和紙文化、オーラルヒストリーの手法、沖縄の市場など多岐にわたります。
報告に続いて、他の報告者や研究助成選考委員、財団理事・評議員による活発な質疑応答が行われました。
報告会の後は懇親会も開催。共通の問題意識を持ったグループや初めて知る研究テーマなど、当財団ならではの出会いの場として行っています。
この研究助成プログラムは、2019年度より「研究助成『学問の未来を拓く』」「研究助成『地域文化活動の継承と発展を考える』」と名称を変え、要項を一部改訂しました。
近年、人文・社会科学研究をめぐる環境は厳しい状況にありますが、当財団は、それを打ち破るような冒険的な研究や、地域に暮らす人々を生き生きとさせる文化活動のための研究を応援します。
この研究助成を通じ、より多くの方々に知のたのしみを提供していきたいと思っています。