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2019年12月19日

設立40周年記念フォーラムIN福島・富山を開催しました!

サントリー文化財団40周年記念フォーラム『地域文化 続けるヒント』は東京での第1回目9月28日(土)を皮切りに、福島での第2回目を10月20日(日)、富山での第3回目を11月16日(土)に行いました。
日本の各地で育まれてきた多彩で豊かな地域文化は、少子高齢化や人口減少、ライフスタイルの変化などによって活動を続ける難しさに直面しているものも少なくありません。サントリー文化財団は「サントリー地域文化賞」を40年間顕彰してきた知恵をいかし、2年間にわたり「地域文化の未来を考える研究会」を行い、地域文化の継続と発展のためにできることは何かを考えてきました。本フォーラムは、成果をまとめた冊子(『続けるヒント』)の内容を報告するとともに地域文化の生き残りについて、地域文化の実践者・支援者をと知恵を共有する会となりました!

福島では、第一部で研究会の代表である飯尾潤先生より「地域文化活動が開く未来」と題した講演をいただきました。






第二部は、「地域文化を思う」をテーマに研究会の顧問である東京大学名誉教授の御厨貴先生、研究会メンバーで青山学院大学教授の沖本幸子先生、福島民報社代表取締役社長の高橋雅行氏をパネラーに迎え鼎談、参加者からは「このフォーラムをきっかけにまた新たな地域文化が始まる」など感想をいただきました。
会の中盤では1993年サントリー地域文化賞受賞団体である「コスキン・エン・ハポン」の皆さんによる素晴らしい音楽と踊りをご披露いただき、会場全体が非常に和やかな雰囲気となりました!

続いて富山では、第一部で飯尾潤先生のご講演、第二部で御厨貴先生、研究会メンバーで大阪大学教授の鴋澤渉先生、NPO法人ローカル・グランドデザインの坂本誠理事をパネラーに迎え鼎談。参加者の皆さんが先生方の話を熱心にメモを取って聞いてくださる姿を見て、地域文化賞の受賞件数の多い、富山、北陸ならでは!と非常に嬉しく思いました。
パフォーマーとして、2002年サントリー地域文化賞受賞団体である「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」から誕生した市民楽団「サラマレクム」の皆さんをお招きし、韓国の打楽器等を使用した力強い演奏に会場が大変盛り上がり、参加者も非常に多く、当日は満員御礼状態でした!

サントリー文化財団では、引き続き皆さんと一緒に地域文化を続けていくためには、何ができるかを考えていきたいと思っています。地域文化フォーラムの開催もあと残すところ2回となりました。第4回は2020年2月8日(土)に広島の中国新聞ホール、第5回は3月8日(日)に大阪のNHK大阪ホールにて行いますので、ぜひ奮ってご参加下さい!!

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投稿者(慶)

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