• 事務局通信

2019年12月24日

第41回サントリー学芸賞贈呈式・記念パーティを開催しました

12月9日(月)、東京都内にて、第41回「サントリー学芸賞 贈呈式・記念パーティ」を開催しました。今年の受賞者は以下の皆さんです。
※リンクから選評をお読みいただけます。
政治・経済部門>
善教 将大(関西学院大学法学部准教授)
 『維新支持の分析-ポピュリズムか,有権者の合理性か』
山口 慎太郎(東京大学大学院経済学研究科准教授)
 『「家族の幸せ」の経済学データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実

<芸術・文学部門>
桑木野 幸司(大阪大学大学院文学研究科准教授)
 『ルネサンス庭園の精神史―権力と知と美のメディア空間』
鈴木 聖子(パリ・ディドロ(パリ第七)大学東アジア言語文化学部助教)
 『〈雅楽〉の誕生―田辺尚雄が見た大東亜の響き』

<社会・風俗部門>
小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)
 『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』
藤原 辰史(京都大学人文科学研究所准教授)
 『分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考』

<思想・歴史部門>
板東 洋介(皇學館大学文学部准教授)
 『徂徠学派から国学へ―表現する人間』
古田 徹也(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
 『言葉の魂の哲学』

贈呈式開催に先立ち、マスコミ関係者の方々をお招きし、選考委員の講評をお聞きいただく懇談会も開催。
受賞者の方々には受賞の知らせを受けた時の感想や、今後の研究に向けての抱負などについてお話頂きました。
いよいよ贈呈式がスタート!受賞者にはサントリーウイスキーの熟成樽に使用されたホワイトオークで作成された楯を贈呈。鳥井理事長と受賞者の皆さんが固い握手を交わされていました。
当日は約400名の方がお起こしくださり、盛大な会となりました。受賞者の皆さんからの熱いスピーチもあり、会場全体が大変盛り上がりました。

<政治・経済部門>善教将大さん、山口慎太郎さん
<芸術・文学部門>桑木野幸司さん、鈴木聖子さん
<社会・風俗部門>小泉悠さん、藤原辰史さん
<思想・歴史部門>板東洋介さん、古田徹也さん
祝辞と乾杯のご発声は、1987年度「政治・経済部門」の受賞者で長年選考委員もお務め下さった大阪大学名誉教授の猪木武徳先生。受賞者に激励の言葉を送っていただきました。
歴代の受賞者や出版社・メディアの方々多数に参加いただき、まさに"知"の交流の場となりました。様々なジャンルでの研究をしている受賞者の皆さんとのつながりを大切にしながら、サントリー文化財団は今後も人文・社会科学の発展を支援していきます。

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投稿者(慶)

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