- 事務局通信
2020年03月27日
2018年度「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」中間報告会を開催しました
2019年12月16日(月)、東京・如水会館にて「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」の中間報告会を開催しました。
サントリー文化財団が行う「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」は、人文学、社会科学の分野の若手研究者の支援を目的とした公募研究助成プログラムです。
既存の分野へ新たな視点から斬り込む研究や、複数の分野にまたがる研究など、意欲ある挑戦的な研究を応援しています。
この日は2018年度(助成期間:2019年4月~2020年3月)の採択者の方にお集まりいただき、ご自身の研究についてご報告いただきました。
会場には、本プログラムの選考委員をはじめとするコメンテーターの先生方のほか、出版関係者・編集者の皆さまにもお越しいただきました。
一人10分という短い時間ではありますが、ご自身の研究の魅力を凝縮して紹介してくださいました。
文学や政治、経済から、人工知能についての研究まで、非常に幅広い分野の研究者が一堂に会しました。
先生方からは、専門にとらわれない本質的な疑問や指摘が多く飛び出します。
質疑応答では、報告者の方々とコメンテーターの先生方の熱い応酬が繰り広げられました。
報告会後には、懇親会も開催しました。
食事とお酒を楽しみながら、ざっくばらんに研究について話合える場として、懇親会もこの日の重要なイベントです。
会場では、報告が終わりリラックスした報告者同士が、お互いの研究内容について議論を交わす様子があちこちで見られました。
また、コメンテーターの先生方や編集者の皆さん、そして過去に本助成を受けられていたOBOGの皆さんも交えて歓談が進みます。
報告者の方々からは、「自身の研究を、異分野の研究者の前で報告したのはとても貴重な経験になった。改めて自分の研究について見つめなおすきっかけになった」「様々な分野の報告者や、OBOGとの交流から良い刺激を受けた」と感想をいただきました。
サントリー文化財団では、今後も若手研究者の挑戦を応援していきます!