• 地域文化ナビ

2020年09月02日

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コロナ禍に負けない地域文化活動!~地域文化賞受賞者からのメッセージ④~

サントリー文化財団では、サントリー地域文化賞受賞者の皆様に、コロナ禍の活動への影響や続けるための知恵について伺い、全国の担い手の方々にメッセージをお寄せいただきました。
第四弾として18団体のメッセージをご紹介いたします。(順不同)

第一弾はこちら
第二弾はこちら
第三弾はこちら

2019年受賞 滋賀県長浜市「冨田人形共遊団」

舞台での公演は不可能でも、自粛期間中に培ったチームワーク、伝統文化への更なる愛着、新たな技芸など広く交流していきたいです。皆さんコロナに負けずガンバりましょう。(阿部 秀彦氏)

1994年受賞 山口県下関市「下関市民ミュージカルの会」

大都市は別かもしれませんが、大部分の地方都市のコロナ感染は報道されるような惨状ではありません。ところが毎日の垂れ流し報道で地方も東京並みのパンデミック状態のように洗脳され恐怖を植え付けられ、自粛自粛の嵐に見舞われているのが実情です。
人と人とが密になり、そのぶつかり合うエネルギーが強い生命力を生むものが文化です。ならば世間や報道に惑わされず、冷静に身の回りを分析し、地域文化の灯を消し去ってしまわないよう先頭に立って活動を継続すべきだと思います。「継続」と言う言葉が非難され、憚られるような社会は間違っています。
特に子ども文化に携わっているみなさん。子どもの命を守る、なんて根拠もない言葉に惑わされないで下さい。今一番破壊されつつあるのは子どもの心であり、文化やスポーツでしか子どもの心は救えないと思います。(両方説明のつかない理由で自粛対象となっていますが)(伊藤 寿真男様)


1988年受賞 島根県隠岐の島町「隠岐古典相撲大巾会」

相撲はハッケヨイ(発気良)、ノコッタ(残手)です。力士の双方も観客も一緒になって伝統文化をノコッタ、ノコッタ
まだ次の方法がある、必ずや今の状況を打破し地域文化を守りましょう。(永海 治様)


1985年受賞 福井県福井市「朝倉氏遺跡保存協会」

全国的に多くの方々がご苦労されておられる事とおもいます。世界の状況を見た時日本はまだまだ良い国だと思います。この先明い希望を待って頑張りましょう!!(岸田 清様)


1999年受賞 福井県坂井市「日本一短い手紙『一筆啓上賞』活動」

今年度は予定していた活動を中止せざるを得ない当財団と同じ状況の団体など多数あることと思いますが、開催できる日を目標にこれからも出来る限りの準備をし、頑張りましょう。(齋藤 利香様)

1996年受賞 長野県下諏訪町「諏訪交響楽団」

あまり委縮しない。結果として死亡者が多いわけでないのでマスク等は徹底し、あまり開催を恐れない。世の中恐れすぎている。もっと堂々と活動すること。行政自治体が恐れすぎる。(武井 勇二様)



2019年受賞 宮崎県高千穂町「高千穂の神楽」

郷土に伝わる伝統芸能は 地域の絆によって支えられ、地域共同体を守り、地域の文化の向上や経済の活性化にも大きな効果があります。伝統を守るには不断の努力と継続が必要ですので 感染防止をつとめたうえで、できるだけ再開する必要があります。
サントリー地域文化賞の名に恥じないようがんばります。(後藤 俊彦様)


1998年受賞 大分県佐伯市「県南落語組合」

・がまんの時すぎれば必ず人に会いたい欲求が湧く
・文化はいつの時代も亡びない(矢野 大和様)



2011年受賞 茨城県桜川市「真壁 伝統ともてなしのまちづくり」

コロナにめげずに工夫をしながら頑張っていきましょう。(吾妻 修一様)


1999年受賞 島根県出雲市「出雲歌舞伎『むらくも座』」

私たちが取り組んでいることは、単なる娯楽だけではなく、人間そのもののの本質を現す文化活動であり、生命活動であることを改めて認識させられました。
活動できないこの時間を利用して、過去を振り返って資料を整理したり、今後の活動の在り方を考える計画を練り上げる準備期間にしたいと考えております。
体調管理に気づかい収束を待ちながら、お互いに連帯感を持って継続に努力したいと願っています。(渡部 良治様)


2018年受賞 愛媛県松山市「へんろみち保存協力会」

地域文化はいかなる局面にあろうとも継承すべきことと考える。各団体の皆様も同じお考えだと推測する。一時的に途絶えたり、低迷したとしても、必ず残していきましょう。(田中 伸二様)


2012年受賞 富山県高岡市「伏木相撲愛好會」

好きでやるなら続けて行こう。(國谷 伸五様)



1996年受賞 大分県大分市「ニューCOARA」

受賞された皆様、きっと年齢を重ねておられるでしょうね。また、我々のように団体名やその組織そのものも変わってきていると思います。
でも、活動の中心はきっと人間そのものでしょうから、年齢や組織に関係なく、何らかの活動・お考え・理念が互いに啓発・継続できるとよいですね。皆様の変わらぬご活躍を祈念いたします。
あ、もちろん、現役そのもので活躍されておられる新たな受賞者様には、しっかりエネルギーをいただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。(尾野 徹様)


1994年受賞 宮崎県美郷町「南郷村 百済の里づくり」

本町内においても百済の里づくり事業の他に、およそ千年続く「御田祭」も中止となり、文化伝承はおろか、地域活動もままならない状況です。
しかし、この状況を悲観することなく、持続可能な姿を模索しながら、今後とも、日本の守るべき文化を後世に伝えていければと思います。(中田 康太様)


2006年受賞 富山県高岡市「福岡町つくりもんまつり」

毎年9月に福岡町つくりもんまつりを開催し、地域住民一体となって「つくりもん」を製作している中コロナ禍によりまつりを中止するのは苦渋の決断でし
た。現在はただまつりを中止するのではなく、この様な中でもできることはないかと検討している所です。(平野 哲史様)



1986年受賞 静岡県浜松市「浜松まつり凧揚げ保存会」

新型コロナの影響でさまざまな活動が出来ないもしくは自粛をされている団体の方に少しでも早く新型コロナが終息されることを望んでおります。(伊藤 安男様)

1998年個人受賞 山形県鶴岡市「山口吉彦氏・山口考子氏」

新型コロナに負けずに、地域文化活動を継続して頑張ってゆきましょう。(山口 吉彦氏)

2015年受賞 青森県田舎館村「田舎館村 田んぼアート」

コロナを乗り越えよう!みんなで一緒に。(喜多島 啓様)

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投稿者(麻)

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